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【兵庫東・北】日帰り研修旅行のご報告
2017.11.28

11月12日(日)和歌山県由良町へ研修旅行を行いました。
当日は、寒くなり始めたところで、風邪ひきさん3名がキャンセルされる中、1歳半の子供を含む20名の参加でしたが、湊川神社をスタートし西宮北口に回り、参加者全員を乗せて行きました。
途中2か所のトイレ休憩を挟みながら、11時には白崎海岸に到着、そこで、(株)ゆらちょうを立ち上げ3年目となる「井上 慶祥君」と合流し、白崎海岸の石灰岩でできた、真っ白な崖を見学しました。そこは国立公園で、キャンプ場やダイビングセンターもあり、風光明媚なスポットでもありました。過去には火薬の原材料としても利用されたとか、岩山の裾には採掘をした洞窟がぽっかり空いていました。地中海に行かれた先輩が、「まるで地中海のような雰囲気だ」と言われていました。
そこから平佐館という民宿へ移動し、特別サービスの昼食をごちそうになりました。美味しかった‼ 私たちは今回、井上君が『私が住みたい、まちづくり』をコンセプトに由良町でイベントの企画運営や、広報、特産品の販売をしながら仕事の創出を目指す地元密着型の活動をしているということで、ぜひその活動を研修したいと企画しました。
その内容は、Y-LAND(ワイランド)という由良町観光ガイドブックに凝縮されていました。
そこで、井上君とは別れ、醤油発症の地、興国寺の開祖が金山寺味噌の製法を持ち帰ったのが始まりだそうで、バスからその寺を望み、湯浅醤油で工場見学をしました。ちょうど4日前から販売を開始した冬限定の生醤油をゲットしました。
最後に研修旅行の楽しみとして黒潮市場でお土産購入に奔走し、無事研修を終えることができました。行きとは違い帰りは静かな車内でしたが、バスを降りる面々は、両手に買い物袋がどの手にもぶら下がっていました。

     兵庫東・北支部長 岸本 仁文(1978年 栄養学部卒)

 

神戸学院大学同窓会東兵庫支部旅行に参加して(エッセイ風)
「由良町がええんちゃう?」

新年会で酔っ払った私は 勢いで吉津さんに無責任な提案をした。
吉津さんは 同窓会の企画をつかさどる役員をやっていて支部旅行の行き先を探していたところだったようだ。
そんな出来事も忘れた頃 今回の旅行が由良町に決まったのを知ったのは半年後のFBの投稿であった。
私達を乗せたバスは 湾岸線の臨海工業地帯の向こうに穏やかな瀬戸内海から太平洋へとつらなる水平線を右手に見ながら いつしか日常生活から 心の小旅行に旅たっていった。
つづらおりの紅葉の坂道を抜けて 演歌に出てきそうな ひなびた漁師町の細道のいきどまりに白崎海洋公園という看板が見えた。
とたんに、数億年の太古から風雪に削られた石灰岩の巨岩群が 朝日に輝く太平洋の大海原へと累々と続く奇妙な海岸線の光景が、目に飛び込んできた。
駐車場に着くと、人懐っこそうな 青年が、何度もお辞儀をしながら手を振っている。
卒業生の 井上さんである。彼は 卒業後 「株式会社ゆらちょう」 という地方創生会社を立ち上げて2期目の秋を迎えたと話していた。
彼に案内されて、白い巨岩の階段を上り展望台にたどり着いたとき 「あれは、アシカです。」
と強風で白波のたつ大海原を指さして彼は言った。
釣りを趣味にするものであれば、知らぬ者がいない釣り磯 アシカ…ポツンと白い灯台が、巨大な岩礁のうえで荒海に浮んでいた。
「ここへ渡るなら 加藤渡船がいいですよ」……ちゃっかり宣伝している。
昼食は 彼の紹介で若女将の経営する旅館で 新鮮な海の幸をふんだんに使ったおもてなしを受けた。私は 30cmはあろう半身のグレの煮つけが絶品であった。
満腹で 旅館を発つとき 幼子を抱いた若女将と縁者であろう若い奥さんが手を振ってくれた。 このひなびた漁師町にも若くたくましい若人の生活の息吹が伝わってきた。
町おこしは ロマンではない。 そこで生活する者にとっては 毎日が戦いなのだ。
道の駅のお土産で買った 干しニンニクのプルーンの様な甘い鱗片を味わいながら  飽食にまみれ 不自由を知らぬ都会育ちの私とは違い 私に歩めなかったもうひとつの人生へのあこがれにも似た憧憬を感じている。

大塚 俊雄 (1981年経済学部卒)

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