神戸学院大学同窓会
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同窓生インタビュー


1996年 人文学部卒業 島田 和昭さん 
2014.03.18

島田ガイド事務所 (公社)日本山岳ガイド協会認定登攀ガイド

1996年 人文学部卒業 島田 和昭さん

島田さん

在学中から人と自然に関わる仕事に目を向け、山小屋で働いたのが現在の仕事の起点に
カブスカウトに所属していた子どもの頃より、自然の魅力は体感していました。日常生活と距離を置くことで開放感がある一方、「自分の身は自分で守らなければ」という強い思いも芽生えました。人文学部を選んだのも、自然と人との関わりに興味があったから。環境学のゼミでは「自然は人間が容易に保護できるものではない」と気づくことができました。1年次の時にカナダへホームステイしたことや、夏に上高地の山小屋でアルバイトしたことも、この道に進むきっかけに。親から猛反対を受け、英語の教員を目指そうと思ったこともありましたが信念を貫きました。卒業後、山小屋でそのまま3年間働いた後は、ゆくゆくの独立を見据えて『KENKOSYA』(登山用品の代理店)に就職。そこでは、倉庫での商品発送など地味でハードな作業が多かったのですが、社長と「山の会」を作ってお客様を実際に山へ案内するなど、今の仕事の基盤となる経験ができました。

山岳ガイドとしての多彩な仕事を通じて、自分も相手もプラスになることを目指す
現在、活動の軸になっているのは個人ガイドです。難易度の高い冬山や沢のぼりの案内が多いですね。最初は3人ほどのお客様でしたが、現在では多くの方から依頼をいただきます。企業の社長さんで構成されたグループのガイドをしたり、「山の頂上で子どもたちに本を読ませたい」という図書館からの要望があったり、海外に赴くことも。『好日山荘』では、机上と実技の講座を行っています。登山ザックを扱う『GREGORY』にスポンサードされ、登山アイテムの使用感も随時発信しています。また、山岳レスキュー協会に所属しているため遭難者の捜索をすることがあり、命の大切さを感じさせられます。この仕事を通じて、自分もプラス、相手もプラスになるようバランスを大事にして進んでいきたいと思います。

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